岩手県南・宮城県北お見舞い

 

岩手県東磐井郡 叔父さん宅

 

南三陸町を訪れたあと、岩手県東磐井郡の母方親戚を訪問しました。

 

津波の心配は無いところですが、地震は相当怖かったようです。

電気、水道などは一時止まったが、幸い、家屋等に問題はないとことでした。

叔父さんは自宅療養中なので、とても心配をしていましたが安心しました。

お見舞いと、お土産を贈りしばしお話をお伺いしたあと、さらに車で10分

くらいの奥にある他の叔父さん宅へ。

 

何回行っても覚えられない道なので、送ってもらうことにした。

ここは叔母さんが自宅療養中なので、こちらも気がかりであったが、前回より

元気が良いくらいだったので安心しました。

ここも地震そのもの直接被害はなかったようです。

 

   よかった 、、、、、、

 

 年配者、要介護者等の弱者と災害時の支援など、考えることが多いです。

 

その後、栗原市に戻って宿泊し、翌朝は、実家と付近に住む親戚宅2箇所を訪問

しました。 

 

 

宮城県登米市 親戚訪問

 

 宿泊先の栗原市から15分もあれば、東北線を越えて登米市に着く。

 震災後、暫くしてメールで連絡がつき、その後は電話も復旧して

 いるので、様子は把握しているが、あらためて聞くとやはり大変

 だったようだ。

 

 実家(妻の)は建物の一部に損傷があり、応急処置をしてもらった。

 余震等もあって怖いので、庭のはずれに造ってあった子供用の部屋

 に、夜は避難していると言う。

 

 電気は切れ、水道は出ず、通信手段もなく大変だったが、避難所へは

 行かなくてすんだ。

 義理の妹の実家は、倒壊してしまい、両親は一時避難しにきたとのこ

 とである。

 

 他、2箇所の叔父さん、叔母さん宅も同様であったが、ガスがプロパン

 のところは、ガスがあったからまだ良かったという。

 

 電気こないからTVは見られず、ラジオを聞いて様子がわかったという。

 この地区ではAUの携帯が一番早く復旧して助かったと、従兄弟が話し

 てくれた。

 

 緊急時のラジオはもとより、通信手段の確保も重要だ、被災地でない

 ところは、TVなどの報道で様子がわかるが、被災している方々は、

 ライフラインがないから、状況がわからないことになってしまう。

 

 また、だいたい何処もそうであるが、避難所に入っている人は、支援物資

 が届き、なんとか自宅で避難している人(電気、水道なども止まっている)

 には、支援物資が届かない、、炊き出しもない、、、

 避難所に行けば炊き出し等もあるらしいが、つい遠慮することになるらしい。

 おかしな話だが、現実である。

 

岩手県一関市 親戚訪問

 叔父さん宅にお伺いしたが、あいにく出かけており、現地ではお話を聞けな

 かったが、お土産等は置いてくることができた。

 外から見る限り、ここも大きな被害がなかったようだ

 

 さらに  

 一部親戚のお見舞い訪問は終えたが、まだ、訪問できてないのは、気仙沼市

 に住んでいた叔父さん宅と石巻市近郊に住んでいる親戚である。

 特に気仙沼市に住んでいた叔父さんは津波に流され、帰らぬ人となった。

 叔母さんが他へ避難しているので、別途訪ねることにしている。

 

  大型船の機関長として、生涯を海で生きてた。 高齢になっても頼まれて船に

 乗るここも多かった

 生粋の海の男が、最後は海に流されてしまった。 

 

     何と言っていいかわからない、、   (合掌)

  

 

 一枚の写真

 離れていること、洋上にいるこが多かったこともあり、なくなった気仙沼の叔父

 さんとは、相当長いことお会いしていたなかった。

 したがって、写真はなかったのかもしれない。

 

 今回、ご夫婦で写した写真を何枚かプリントして、訪れた叔父さんや叔母さんに

 見せたところ、とても珍しいらしく、懐かしそうに見ていた。

 どうしてこの写真があったの?と聞かれるが、説明するのは大変だ、とても欲し

 そうであったので渡してきした。

 

 別項に記載する予定あるが、この写真は、とある「安否情報」に、

 安否情報を求むとして、掲載されていたものであった。

 掲載して頂いた方に大変感謝しています。

 (当時、写真を掲載しているのは殆どなかったように思う)

 

仙台の親戚

 仙台市内の親戚は、津波の被害こそありませんでしたが、地震の被害は甚大で、

 電気、水道、都市ガスもすべて止まりました。

 特に都市ガスは長い間復旧せず大変な思いをしたとのことでした。

 マンション住まいで、とても苦労したようです。

 その後、電話でお話が出来ているの今回は、訪問せずに失礼しました。

 

 8/29追記:(8/29日お見舞し、お話をお聞きしました)

 ガス、電気の他、水道もストップして大変な思いをしたが、

 そのなかでも、水は大変で、給水車がきて水をポリタンクなどに

 給水してもらっても、それを持って階段を上らなければならので、

 とても苦労したとのこと。

 

 このマンションの屋上にある水槽(タンク)の一部は地震により

 損傷して、水がすべて流れ出たため、お風呂等に水を溜めることが

 できなかったとのこと。

 タンクに損傷がなかったマンションでは、ある程度水を蓄えられた

 から、大分助かったようだ。

 

 

 

宿泊先

 南三陸町にも行けて、登米市、岩手県東磐井郡等にも比較的近い、

 栗原市若柳町にしました。これまで何回か利用しているので安心して

 いましたが、当初は、ここも満員でした。

  6月半ばになれば何とかなるかも知れないとの話しだったので

 予約させていただきましたが、やっと空いた一室でした。

 復興に関わる仕事をしていている方が殆ですとのことでした。

 

 アネックス あべ さん ありがとうございました。

 

 

仙台放送の中継車両も宿泊中
仙台放送の中継車両も宿泊中